【初心者向け】キャンプって何が楽しいの?その醍醐味とは?

アウトドア

キャンプって何が楽しいの?興味はあるけど何が楽しいのかわからない。
そんな人向けに、キャンプ歴30年のおっさんが独自の視点で考えてみた。

楽しみ方は人それぞれ。あくまでも個人的な感覚を素直に書いてみた。
気になる人はぜひ読んでみてほしい。

キャンプの醍醐味

キャンプの楽しみ方は人それぞれだろう。

自然を満喫すること。
むしろ行き着いた先が原始的・野性的なサバイバルに近いキャンプなんて人もいるのではないだろうか。
そんな様々な楽しみからいくつかご紹介しよう。

自然を満喫

自然の中に入ると誰しもが心地よいと感じるハズ。

木々の間から差し込む木漏れ日。
森のなかに響き渡る小鳥のさえずり。
鼻の中に伝わってくる新緑の香り。

自然の中に身をおく心地よさを感じながら自然と共存する。
それがキャンプだ。

コンクリートの都心部より、緑豊かな自然にあこがれる。
「田舎でのスローライフ」なんて考え方がまさしくそれだ。

自然はなんとなく心地よい。
うっすらと気づいていたが、ぼんやりと心の中に感じる思い。
最初の直感はだいたい正しい。アノマリー。(言いたいだけです。すいません)

キャンプならその気持ちが確かめられる。
キャンプならその気持ちを叶えてくれる。

不便さこそありがたい

僕らは裕福になりすぎた。
僕らの周りはモノであふれている。

お金を稼ぐために働いて、そのお金でモノを買う。
消費社会だ。
昔の人は生きるために働いた。
必要な物は自分たちで作った。

本来の僕らの働き方、生き甲斐は、もっと生活するために直線的であるべきだ。
だから田舎暮らしにあこがれる人もいるのではないだろうか。

キャンプはそんな不便さが楽しいと再認識させてくれる。
無ければ作れば良い。創意工夫だ。

例えば、
ペグを忘れたら、落ち木から硬い木を探してつくれば良い。
※ペグ・・・テント留めるために使う道具。

自宅とは違い不便だから、どうすればいいか考える。
そんな非日常が楽しい。

人は本来モノづくりをする生き物なのだと思う。
キャンプで足りないものを作ってみると、普段の生活がいかにありがたいかわかってくる。

キャンプで何か作ってみないか?

学校では教えてくれない解決策を導く脳を育てる

キャンプは不便だ。
問題が起こったときに子供にどうしたらよいか問いかけてほしい。
そして一緒に解決策を生み出す。
答えは決して一つじゃないはずだ。

今の学校教育は、情報処理能力が問われる。(学校教育を否定するわけではない。それはそれで大切だ。)
膨大な情報をいかに記憶するか。また処理するか。

キャンプを通して、解決策を見いだす力は養われるはずだ。
そういう意味では、むしろキャンプに忘れ物をしていけば良い。

あれも必要かな?これも必要かな?不安がいっぱい。
もっと気楽に楽しんでいいと思う。
無ければ創意工夫だ。

考える力が備わる。それがキャンプ。

時間にしばられない贅沢

時間にしばられない。
そんな贅沢が日常であるだろうか。

明日の会議までにプレゼン資料を作らないと。
子供が帰宅するまでに夕飯を作らないと。
明日は朝が早いから早く寝ないと。

キャンプでのタイムスケジュールを決めるのは自分自身だ。
旅館のように何時から晩御飯なんて、時間は決まっていない。
好きなタイミングで好きな物を食べればいい。

むしろ忙しなく動く必要なない。
ダラダラのノースケジュールキャンプもありだ。

せっかくキャンプに行ったんだから何かしないと。
そんな決めつけは不要だ。
子供なら自然の中で好き勝手に遊び方を考えるハズだ。

いつもより長めにダラダラと夕飯を取る。
ちょっと夜更かししてみる。
何もしない。ただ火を眺める。
そんなキャンプも有りだと思う。

時間という限られた財産を贅沢に使う。
それがキャンプだ。

都心部ではできないことも、キャンプならできる。非日常

都内ではボール遊びができない公園なんてのもある。
田舎だから、自然の中だからこそできることもある。

焚き火

キャンプに行ったら焚き火がしたい。
そんな理由でキャンプに行く人もいるだろう。(自分がそうだ)

都心で焚き火なんて通報されるぞ。
焚き火にはなぜか人を癒す効果がある。(そんなことを調べている大学や会社が本当にあるらしい。)

薪わり。

薪が綺麗にストーンっと割れた瞬間の気持ちよさは最高だ。
時には節が邪魔して思い通りに割れないこともあるだろう。(そんな時はむかつく上司の顔を思い浮かべながらやるとなぜか割れる)
その分、割れた時の達成感は大きい。
都心ではなかなか味わえない。

テントで寝る。

テントの中は不思議だ。
水の流れが聞こえる。
風を受けて木々の葉がこすれる音が聞こえる。
月灯りを受けて揺らめく木々のシルエットが天井に映し出される。(影絵のようだ)
雨の音、風の音、野生動物の声。(時には隣に張られたテントからおっさんのイビキが聞こえる・・・)
テントと外を隔てるものは薄い布だけ。
だからすべてを感じ取れる。
こんな体験は都心ではできない非日常だ。

あとがき

これ以外にもキャンプには沢山の醍醐味がある。
例えばキャンプ道具もその一つだ。
デザインがたまらないアンティーク風のランタン。
直火で変色し、使うほどに色づくケトルやシェラカップ。
壊れるたびに何度もメンテして使い続ける不便なバーナー。
なぜかキャンプ道具には引き込まれる人が多い。
自分だけのお気に入りのキャンプ道具を手に入れるのも醍醐味の一つでは?

少しはキャンプに行ってみたくなっただろうか。
迷ったら実行せよ。人生は一度きりだぞ。

うーん、柄にもなく臭い文章になったな。(臭すぎて二度と読み返したくないものだ。)
最後まで読んでくれてありがとん。