キャンプで使うおすすめの炭は?炭のあれこれ

アウトドア

キャンプで使う炭はどれが良いのか迷っている人におすすめ。
炭はキャンプでバーベキューするなら必須アイテム。
炭なんて似たり寄ったりでどれも同じだと思っていませんか?
キャンプ歴30年の筆者が炭の種類や特徴、おすすめを紹介します。

炭の種類と特徴

炭といえば備長炭のイメージがあるのではないでしょうか。
実は備長炭は、炭の中で最も火付きが悪く初心者には扱いが難しいためおすすめできない。
そんな炭の特徴を理解して、効率の良くおいしい料理を堪能しましょう!

黒炭

黒炭は、ナラやクヌギが主流の最もオーソドクスな炭で、切炭などという名称で販売されています。
着火しやすく、すぐに高い温度が得られるため、とても扱いやすいのが特徴です。
灰や煙が少なく、料理に匂いがつきにくいためアウトドア料理に最も適している。

白炭(備長炭)

白炭は、カシなどを素材とした国産の炭です。黒炭とは加工方法が違い、見た目がやや白く見えることから白炭などと呼ばれています。
火持ちが非常によく長時間使えるのですが、とにかく火が付きにくく扱いが難しい
ただし一旦火が付いてしまえば、火持ちと火力が良いので、炭火を極めるならトライしてみるのもあり。
余談だが、打つとキンキンと高い音がなり気持ちが良い。

オガ炭

オガ炭は、製材工場から出るオガ粉を高圧縮で固めて窯で焼いた成形木炭。形は六角形や四角形が主流で真ん中に穴が開いた見た目をしています。
圧縮形成のため、形が均一で整っており扱いやすい。また簡単に割ることができます。火持ちもよく長時間使用できる。ただし黒炭に比べると火付きはそこそこ。火力は黒炭に比べると弱め。

マングローブ炭

マングローブ炭は、文字通りマングローブを材料とした輸入品の炭。
非常に安価でホームセンターでよくみかけるためとても入手しやすいが、マングローブ炭はおすすめはできない
かなり爆ぜる(はぜる)上に、煙がでやすく料理の味に影響がでます。
少し油断するとすぐに白く灰をかぶり火力が落ち、火持ちが悪いので多めに持っていく必要がある。
また、もろく崩れやすいため、箱を開けたら粉ばかりなんてことも・・・。

ズバリおすすめの炭は?

筆者がキャンプでもっともおすすめする炭は「黒炭。火付きがよく扱いやすい、煙が少ないとメリットが多い。
オガ炭もおすすめだが、値段もピンキリで、なかには火力が低いものもあるため、いろいろと試してみるとよいでしょう。

(当時は試したことがなかったため記事に書かなかったが)
今なら豆炭をおすすめする。
仰がなくても火力が安定し、火付きも良い。とても楽だ。

筆者が試したことがなかったため書かなかったが、豆炭なんてのもあるらしい。
なかなか良いと噂を聞いたので、次回のキャンプで試したらここで紹介します。

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最後まで読んでくれてありがとん。